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著作権は登録できるの?

2013年8月20日

「特許権や実用新案権の権利化には時間も費用もかかるので、自分の発明やアイディアを著作権で登録したい」
という相談が特許庁によせられることがあるそうです。

同じ知的財産でも、特許権・実用新案権と著作権では保護される要件が全く違いますので、
発明やアイディアを著作権で登録することはできません。
そういう発想があるのか!と思わず唸ってしまいますが、
そもそも著作権に登録手続は必要なのでしょうか…?

著作権は、著作物が創作された時点で、その著作者に対して自動的に発生するものです。
特許・実用新案・意匠・商標などの産業財産権とは違い、登録出願や審査は必要とされません。

しかし著作権法には著作権登録制度というものがあります。
この著作権登録制度は、権利取得のためのものではなく、
著作権を譲渡した場合の取引の安全を確保することなどを目的とするものです。

もしあなたが、実名ではない変名(ペンネーム等)で著作物を創作したとします。
無名又は変名で著作物を発表した場合、著作権の保護期間は著作物の公表後50年間です。
実名(本名)を登録しておくと、これが著作者の死後50年間となり
保護期間が長くなるのです。

実名の登録のほかに、第一発行年月日等の登録、創作年月日の登録、
著作権・著作隣接権の移転等の登録、出版権の設定等の登録があり
第三者と著作権で争いがおきたときには
この登録をもって対抗することができます。

この著作権登録制度はあまり知られていませんが、このように利用できるのです。

ちなみに、著作権は文化庁の管轄ですので、登録は文化庁で行われます。

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